PROFILE
吉岡晃一(浄土真宗の講師)
Koichi Yoshioka
昭和56年生まれ
千葉県出身。東京都中野区在住。
学生時代に仏教に教えられる「なぜ生きる」の答えを知り、学び始める。大学卒業後、地元の銀行に勤めるも、お釈迦さまの言葉に感銘を受け、転身。
一本のろうそくは何千本ものろうそくに火を灯すことができる。しかし、それで一本のろうそくの命が短くなるわけではない。幸福も分かち合うことで減ることはない。(釈迦)
浄土真宗学院・講師課程を修了し、以来、札幌・埼玉・名古屋・富山・滋賀・兵庫・島根などで仏教を伝え、同世代の人に伝えるべく東京へ。
令和元年から2年間、ブラジルにて、仏教を伝える。コロナ禍の中、オンラインでのパーソナルレッスンを行う。
現在は、東京中心にセミナーや法話を開催。
なぜ浄土真宗の講師になったのか
会社員の父と優しい母の元、幼い頃から友人にも恵まれ、それなりの成績をあげておりましたが、心の底から打ち込めるものはなく、何をしてもいつも中途半端に終わっていました。
そんな私がのめり込んだのは音楽でした。高校時代、学校と家との往復で毎日が同じことの繰り返しに感じていた私は、気の合う友人とバンドを組んだのです。駅前で、ギターをかき鳴らしながら、夜空に向かって歌う。ただただ退屈な日常から抜け出したいだけでした。文化祭では、学校の渡り廊下から全校生徒に向かって歌い、沢山の拍手と歓声につつまれましたが、なぜか、あるはずの達成感は何もないのです。ああ、結局、何をやっても満たされないのか…。
やがて高校生活も終わりが迫り、友人たちが、それぞれの夢へ向って進んでいくのを横目で見ながら、私は一向に自分の明日がみつけられないままでした。
それでも、ここを抜け出せば何か見つかるだろうという漠然とした思いを抱えながら平成12年、千葉大学に入学しました。そこで、たまたま聞いた仏教の講演会で、仏教に「なぜ生きるの答え」が教えられていることを知りました。
「カルト宗教に気をつけろ!」と、大学からもさんざん言われておりましたので、半信半疑ながらも、論理的に納得でき、1つひとつ疑問が無くなっていくので、続けて聞かずにはおれませんでした。
そして、生きている時に、変わらない幸せになれる、「人間に生まれて良かった!」という喜びをえることができる、この人生に、これ一つ果たさなければならない大事な目的がある、ことを明らかに知らされたのです。
やがて、進路も決まっていた大学4年の冬、突然、2歳年上のいとこが急死したのです。春から同じように就職が決まっていたのに、それは、あまりにも突然の出来事でした。
あっけない人生の終幕「限られた時間でなすべきことは何か」「このままでよいのだろうか…」と悩みながらも、地元の銀行に就職しました。
そんな私がのめり込んだのは音楽でした。高校時代、学校と家との往復で毎日が同じことの繰り返しに感じていた私は、気の合う友人とバンドを組んだのです。駅前で、ギターをかき鳴らしながら、夜空に向かって歌う。ただただ退屈な日常から抜け出したいだけでした。文化祭では、学校の渡り廊下から全校生徒に向かって歌い、沢山の拍手と歓声につつまれましたが、なぜか、あるはずの達成感は何もないのです。ああ、結局、何をやっても満たされないのか…。
やがて高校生活も終わりが迫り、友人たちが、それぞれの夢へ向って進んでいくのを横目で見ながら、私は一向に自分の明日がみつけられないままでした。
それでも、ここを抜け出せば何か見つかるだろうという漠然とした思いを抱えながら平成12年、千葉大学に入学しました。そこで、たまたま聞いた仏教の講演会で、仏教に「なぜ生きるの答え」が教えられていることを知りました。
「カルト宗教に気をつけろ!」と、大学からもさんざん言われておりましたので、半信半疑ながらも、論理的に納得でき、1つひとつ疑問が無くなっていくので、続けて聞かずにはおれませんでした。
そして、生きている時に、変わらない幸せになれる、「人間に生まれて良かった!」という喜びをえることができる、この人生に、これ一つ果たさなければならない大事な目的がある、ことを明らかに知らされたのです。
やがて、進路も決まっていた大学4年の冬、突然、2歳年上のいとこが急死したのです。春から同じように就職が決まっていたのに、それは、あまりにも突然の出来事でした。
あっけない人生の終幕「限られた時間でなすべきことは何か」「このままでよいのだろうか…」と悩みながらも、地元の銀行に就職しました。
そこで知らされたのは、苦しみが次から次へとやってくる現実社会の厳しさでした。借金で自殺まで追い込まれた中小企業の社長、返済するためさらに借入が出来ないか、たずねてくる男性、社内の人間関係など、苦しみ悩みはつきることはありません。ある人は、「早く定年退職を迎えたい、そのことばかり考えている」といいます。毎朝、毎晩、疲れ切った顔つきで電車に揺られる人達の姿は、「一体何のために生きているのか」と全身で叫んでいるようでした。
「私は、今、人生の目的を知らされた。ならば、命の使い道は何か。一度きりの人生進むべき道はどこにあるのか」
「私は、今、人生の目的を知らされた。ならば、命の使い道は何か。一度きりの人生進むべき道はどこにあるのか」
熟慮の末に、仏教を一人でも多くの人にお伝えすること以外にないと心は定まりました。
あなたも是非、本当の仏教の教えに触れて頂きたいと思います。
あなたも是非、本当の仏教の教えに触れて頂きたいと思います。